
美容や健康、ダイエットや体質改善のために酵素ファスティングに挑戦してみようと考えたことはありませんか?まさにファスティング真っ最中で無理をしていませんか?ファスティングは、数日間断食を行い身体をリセットし老廃物を排出しやすい身体を作ることを目的として行います。
しかし、ファスティングの途中で
「頭痛がしてきた」「肌荒れが酷い」「効果が出ない」「正しい方法が分からない」
などといった経験はありませんか?この記事では、ファスティングによるトラブルや準備期間に摂った方がよい食事など、正しい酵素ファスティングの方法を説明していきます。自分の体とファスティングの方法を見直し、短期間で健康的に痩せ理想の身体を手に入れましょう!
目次
まず酵素ファスティングって何?
ファスティングは「断食」を意味する言葉です。本来は民間療法であったり、宗教的なものや修行の1つとして行われていましたが、最近は健康増進やダイエット、エイジングケアなどを目的として話題になっています。
しかし、水以外は絶対に口にしないファスティング(断食)は、余分な栄養だけではなく必要な栄養も摂ることが出来ないため、痩せることはできますが体には大きな負担がかかってしまい体調不良・肌荒れなどの原因になります。
そこで、酵素を足すことによって消化器官に負担をかけずに必要な栄養を素早く摂取することができ、更に体内で代謝を促す酵素を活性化させます。酵素は、消化器官を休めて新陳代謝を高めるファスティングとの相性がいいので美容・ダイエット目的で行われることが多くなってきています。
酵素ファスティングの効果
酵素ファスティングを行うと、ダイエット以外にも様々な嬉しい効果が期待できます。
・アンチエイジング効果
・デトックス効果
・ダイエット効果
・腸内環境の改善
脂肪燃焼を目的とするダイエット効果はもちろん、血液をサラサラにしたり肝臓の解毒作用アップしたり良いこと尽くめです。更に詳しい効果を説明すると…
期待できる効果 |
---|
・病気を早く治す ・臓器を休ませる ・血液をキレイにする ・大腸の環境を改善する ・毒物・老廃物を排出 ・免疫力を高める ・肥満・肌荒れの解消 ・腰痛、アレルギーの改善 ・生理不順の改善 ・味覚・嗅覚障害の改善 ・口臭の改善 など |
これだけの効果があります。ダイエット目的で取り組んだファスティングを行って、体質だと思い込んでいた花粉症や鼻炎アレルギーが治ったという思わぬ効果が出た方もいます。
ファスティングをしてはいけない人
良いこと尽くめに見える酵素ファスティングですが、「断食」という行為を行っているので必要最低限のエネルギーが摂取できないというデメリットもあります。以下のような体質・状況の方はファスティングを控えて下さい。
・妊娠・授乳中の方
・身体が未発達の方(中学生以下)
・心臓、肺、肝臓、腎臓、胃腸など内臓の病気がある方
・過去に脳卒中・心筋梗塞になったことがある方
・体重が女性35kg以下、男性40kg以下の方
・体調を崩している方
・生理中の方
断食という行為は少なからず体に負担をかける為、体調が優れない方や持病を持っている方は行わないほうがよいでしょう。どうしても、という方はかかりつけ医にご相談してから行ってください。また、ファスティング中は喫煙をすると効果が大きく下がるので止めましょう。
正しい酵素ファスティングの方法
それでは、酵素ファスティングのやり方や注意点について説明していきます。やってはいけないことや間違った方法を取ると、せっかくの断食の効果が得られません。まずはポイントや注意点をしっかりおさえてから、酵素ファスティングを行いましょう。
酵素ファスティングの流れ
酵素ファスティングは、「準備期」「ファスティング期」「復食期」の3段階のステップで順番に行います。
基本的に、ファスティング期(断食期間)は3日間です。環境に応じて半日や1日行うファスティングもあります。それぞれのやり方別に準備期間~復食時期の期間をまとめました。
ファスティング3日間 | ファスティング1日 | ファスティング半日 |
---|---|---|
準備期間:断食を始める3~7日間 | 準備期間:断食前日 | 朝食または夕食を酵素ドリンクまたはサプリに置き換えるのみ |
ファスティング期間:3日間 | ファスティング期間:1日 | |
復食時期:断食後3日間 | 復食時期:断食後2,3日間 |
準備期間から復食時期を終えるまで、喫煙は控えるようにしましょう。喫煙をすると、血管が収縮し補った酵素の栄養素が行き渡らなくなったり、体温が低下し代謝が下がったりと悪影響しかありません。代謝が低下すると脂肪燃焼率が下がり、痩せにくい体質になってしまうのでせっかくのファスティングの効果が無駄になってしまいます。
酵素ドリンク・サプリはどれがいい?
ファスティング期間中に摂取しなければならない「酵素」。ドリンクタイプ、サプリメントタイプと2通りあるけれどどっちの方がよいのか。おすすめの商品をまとめました。
ニュースルスルこうそ | うらら酵素 |
---|---|
![]() |
![]() |
>>食事制限が無くても痩せやすい体質に「ニュースルスルこうそ」 | >>生きたままの生酵素がたっぷり「うらら酵素」 |
酵素サプリメントのメリットは、何と言っても持ち運びができること。ドリンクとは違い袋一つで外出時も旅行中でも飲むことができます。また、ドリンク独特の匂いやとろみが苦手な方向けです。
酵素ドリンクは様々な種類のものがありますが、ファスティング中に飲む酵素ドリンクは
・香料不使用
・着色料・保存料未使用
・人工甘味料不使用
・白砂糖不使用
・原液100%
の条件を満たしているものにしましょう。
糖分が入ったものや甘味料が入った酵素ドリンクでファスティングを行うと、ファスティング期にとてつもない空腹感に襲われただただ辛い思いをすることになります。ドリンク選びは慎重に、良いものを選びましょう。
準備期間のポイント
ファスティング(断食)を行う3~7日間は「準備期」と呼ばれておりファスティングを始めるための身体を作る期間です。準備期はファスティングを始めるための準備食を用意し、摂取する必要があります。
この準備食はファスティングの効果を高める重要な部分なので、適当なものを摂取するのではなくしっかり準備することが大切です。期間は3~7日間とありますが、目安としては普段からコンビニ食やファーストフード、菓子パンなどを食べている方は長めの6~7日間を準備食期間としましょう。最後のファスティングを始める前日は、早めに食事を済ませ就寝するようにしましょう。
準備食は、肝臓や血液に負担をかけるものを避けるように選びましょう。
準備食に向いている食材 |
---|
ほうれん草、春菊、ピーマン、アスパラ、小松菜、パクチー、ブロッコリー、カリフラワー、ニラ、胡椒、ウコン、ねぎ、みょうが、梅干し、にんにく、しょうが、セロリ、シナモン、大豆、わかめ、玄米、みそ、豆腐、ゴマ、海苔、ひじき、納豆、バナナ、オクラ、アボカド、ごぼう、しいたけ、里芋、蕎麦、ナッツなど |
逆に、準備期に避けた方が良い食材や成分もあります。
準備期に避ける食材など |
---|
肉、魚、卵、カフェイン、アルコール、スイーツ、ジャンクフード、コンビニ食など |
まとめると、
OK
豆類、ごま、ナッツ、発酵食品、野菜、きのこ類、イモ類、蕎麦、海藻類
NG
肉、魚、卵などの動物性たんぱく質、アルコールやカフェイン、砂糖
以上を守って準備食を用意しましょう。しっかり準備期間を取り、正しい準備食を摂取することで、ファスティング中の負担が軽減され効果が高まります。準備期はファスティングを行う上で一番重要な部分と言っても過言ではありません。
ファスティング期のポイント
いよいよファスティング(断食)開始。ここからは食べ物を食べずに、代わりに酵素を摂取して過ごします。特に難しいことはなく、1日3回の食事を1日3回の酵素ドリンクまたは酵素サプリに置き換えるだけです。
酵素ドリンクの使用量を守り、1日に3~9回飲みます。また、この期間は酵素ドリンクのみではなく1日2.5Lの水分も補給しましょう。2Lが難しい場合は、1Lから少しずつこまめに分けて飲む量を増やしていきましょう。水は常温で、水道水ではないものがおすすめです。
就寝時は酵素の吸収がアップする、「体を作り変える時間」です。少しでも免疫力や代謝アップにつなげる為、夜は入浴や半身浴で身体を温めるようにしましょう。睡眠中は新陳代謝が活発、また翌日の体内酵素を生産する大事な時間です。睡眠時間は20時~朝4時までの間で7~8時間を確保しましょう。
ファスティング期注意点まとめ
・朝・昼・夕は酵素ドリンクまたはサプリに置き換え
・1日2Lの水分を補給
・夜は入浴・半身浴で身体を温める
・睡眠時間は20~4時の間に行う
空腹で辛いときは、水を飲んで空腹感を和らげましょう。
ファスティングで起こる肌荒れや体調の変化
ファスティング中に、体調不良が起こることがあります。最も多いのが、頭痛です。頭痛以外にも、めまい・吐き気・倦怠感・発熱・口内炎・肌荒れ・下痢などの症状も。
これは、”好転反応”と呼ばれ体内のデトックスが進んでいるときに起こる現象で、一生懸命身体から悪いものを出そうとしている証拠。体内に毒素や老廃物が溜まっている人ほど、この好転反応と呼ばれる体調不良が強く出る場合が多いです。この症状は、準備期をしっかり長く取り準備食を整えておけば軽減することができます。
ここで、体調不良が起こり「酵素ファスティングは合わなかったのかも…」とファスティングをやめることを考えてしまうこともあるかもしれません。しかし、その体調不良は毒素や老廃物が排出されている真っ最中なので毒素を出し切れば身体は楽になっていきます。好転反応は起こってから2~3日で治りますが、あまりにも症状が重く、休んでも耐えられないほどの体調不良であれば断食を中断し胃に優しいおかゆ・そばなどで食生活を戻していってください。
復食期のポイント
ファスティング後3日間の復食期は、身体に優しい食事を摂る期間です。ファスティング終了後、いきなり普段の食事に戻すと体調不良を起こしたり、リバウンドしやすい身体になってしまい、これまでの断食が全て無かったことになってしまいます。復食期は慎重に、ゆっくりと胃を慣らしていきましょう。
ファスティング後の復食期の最初の食事は、「重湯」がおすすめです。2回目は、お粥や具の無いお味噌汁、野菜のすりおろしなど。3回目以降は豆腐やワカメのお味噌汁、生野菜など準備食に近い食事を計3日間行ってください。
準備食と同じく、肉、魚、卵などの動物性たんぱく質はリバウンド体質になる可能性があるので避けましょう。
アルコールやカフェインも復食期は避け、復食期が過ぎてからも中毒症状を起こす可能性があるため、少しずつ摂取するようにしましょう。
酵素ファスティングのQ&A
酵素ファスティングを行う上でのみなさんの疑問点をまとめてみました。
Q.酵素ドリンク・サプリは1日どれだけ飲めばいい?
A.ドリンク・サプリにより推奨量が異なる為、商品のパッケージやHPを確認してください。
Q.どうしてもお腹が空いて我慢ができなかったら?
A.まずは水を飲んで空腹感を解消してみてください。どうしても耐えられなくなったら、すりおろした野菜や梅干しなどを摂りましょう。
Q.運動は一緒にやったほうがいい?
A.ファスティング中は必要最低限のエネルギー、栄養しか摂らないので激しい運動はおすすめしません。軽い散歩などは効果を高めます。
Q.1日・半日ファスティングでも効果はありますか?
A.3日間のファスティングが一番効果的ですが、1日・半日でも続ければ効果がでます。
Q.常用している薬があるんだけど
A.内臓面や血圧をコントロールする薬を服用している方は、ファスティングは止めましょう。どうしても行いたい場合は医者に相談してください。
まとめ
酵素ファスティングの正しい方法や注意点はお分かりになったでしょうか。
これらを守ってファスティングを行えば、不規則な生活で作られた身体が綺麗にリセットされ、代謝の良い痩せやすい身体を手に入れることができます。ファスティングは、1回目はとても辛いものとなりますが、2回目以降が楽になるという方が多いです。部屋の大掃除と一緒で半年に1回のペースで行いましょう。2回目からは、更に高い効果を得ることができます。
老廃物を排出するデトックス効果だけでなく、免疫の上昇、睡眠障害・味覚障害や嗅覚障害も改善したという報告も。
もちろん、ダイエット効果も期待がき、1回の酵素ファスティングで4キロ以上の減量に成功した方も。1日1キロ以上落ちているという計算になります。ファスティングの期間を長くすればするほどダイエット効果は大きいでしょう。
酵素ファスティングを成功させるコツ
酵素ファスティングを行う上で大事なポイントをまとめると…
・酵素サプリやドリンク選びは慎重に
・準備食と回復食に気を付ける
・ファスティング期は酵素だけではなく2Lの水分も
・就寝時間をたっぷり取る
これらをしっかり守っていれば、必ず結果が出るはず。
「失敗」する!絶対にやってはいけないこと
逆に、酵素ファスティング中これらの行動を取ってしまうとせっかくのファスティングが失敗に終わってしまいます!
・準備期間を守らない
・準備食を適当に済ませる
・ファスティング期間に水分を摂らない
・お酒を飲む
・タバコを吸う
・復食期間を守らない
・復食期の食事を適当に済ませる
⇒準備期間についてはこちら
⇒ファスティング期の注意点はこちら
⇒復食期の注意点はこちら
酵素ファスティングで大切なのは、断食の期間だけではなく、「準備期、ファスティング期、復食期」の最初から最後まで注意点を守り丁寧に行うことです。ファスティング中に体重が落ちていないからといって、ストレスを溜めてしまうのも体によくありません。復食期までしっかり終え切り、身体をデトックス・綺麗にする目的で気持ちよく酵素ファスティングに挑戦しましょう!
この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでます
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。